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    拝啓、父上様。

     30, 2012 07:00
    私は今日仕事で大失敗をやらかしてしまった。


    取引先の重役を怒らせて、重要な取引を台無しにしてしまったのである。


    この取引失敗は我が社にとって死活問題になりかねなかった。


    これから社に戻り上司に報告しなければならない。


    ただただ憂鬱な帰り道だった・・・・・



    「只今戻りました・・・・」


    「おう!帰ったか・・・それで、首尾はどうだった?あれだけ根回しも終わってたんだ、簡単に成立だったろ・・・」


    「「それが・・・・・申し訳ありません!重役の・・・・かつらを・・・誤って取っちゃって・・・・カンカンに怒らせてしまいました・・・・」


    「な・・・なに~~~~~~!!!!!」


    「部長!申し訳ありません!」


    「うるさい!・・・・お前は・・・首だ!!!!」






    わかるかな~?(*゚▽゚*)わかんね~だろうな~~~~(((o(*゚▽゚*)o)))


    閑話休題



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    パラレル

     29, 2012 19:00
    2123年


    米日併合条約が締結され、

    東京はその名をニュートーキョーへと変えた。


    ここは、欲望渦巻く荒廃の都

    ニュートーキョー。


    ありとあらゆる欲望に支配されている街。


    「キャー!やめてぇー!」


    悲鳴が響き渡った。


    場末のビアガーデンの薄暗い一角で、

    女性が数人の無頼者に陵辱されようとしている。


    辺りの客たちは気にもとめない。


    「こんな時間にこんな場所に来る方が悪い。」


    「ああ、何を考えてるんだか…。自業自得だな。」


    街だけではなく人の心までも荒みきっている。


    路上には、欲望のなれの果てに出来た子供たちが、

    親に捨てられ溢れてかえっている。


    犬や猫たちは、遊び半分に狩られ惨殺死体となり横たわる。


    荒廃しきった街。

    ニュートーキョー。




    2123年


    未知のウイルスに冒されその遺伝子に異常をきたした人類。


    その症状は唯一、性欲の喪失。


    一見、大した事態では無さそうだが…、

    時が経つにつれその深刻さが明らかになってきた。


    ここ東京ではその影響が特に顕著であった。


    「あなた、別れて下さい。

    あなたと一緒なんてもう堪えられないわ」


    「ふん、俺だって御免だね…

    お前みたいな、嫌みな奴と一緒になんて住んでいられるか。

    上等だ、サッサと出ていけ」


    至る所で同じ様な会話が交わされた。


    性欲を失う事で、まず全ての人々が異性への興味をなくしたのだ。


    その後、新しく結婚する者たちはゼロに等しかった。


    それでも暫くは、子供だけは欲しいと云う女性がいた。

    その為極少数だが、人工受精による出産があった。


    しかし大多数の人々は、異性への興味だけでなく、他人への興味さえ失ったのだ。


    連鎖的に欲望の全てをなくした結果だった。


    由々しき事態である事がついに明らかになったのだ。


    人類誕生以来、初めての経験。


    社会の崩壊だ。


    穏やかな暮らしではある。


    誰も彼も自分の殻に閉じこもっているのだから。


    自然減で地上から人類が姿を消し始め、

    絶滅に瀕していた動植物は息を吹き返した。


    地上は楽園の様相を呈しはじめた。


    東京の夜空に星が輝きを増した。




    この二つの


    【とうきょう】


    あなたは、どちらを選びますか…。


    残された時間はあと…。







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    最後の楽園  3

     29, 2012 07:00

    「碇先生!一体どう責任を取るおつもりですか。」


    レポーターたちの怒号に私は顔色をなくした。


    「だ、大丈夫です!時間は、たっぷりあります。

    私だけなく、世界中の研究者が治療法を探しています。

    暫く時間を頂ければ必ず治療法を探し出します。

    お約束致します!」


    空手形であったが、取り敢えずそう言わざるを得なかった。

    しかし、なんとかその場は凌ぐ事が出来た。

    人類に時間がないとは、誰一人として考えなかったのだ。


    しかし、間もなくそして突然に、神の鉄槌が振り下ろされた。


    未曽有の爆弾低気圧によって、
    宇宙空間の冷気が地球に引き込まれた。


    地球は、一夜にして全球氷結に見舞われた。


    一夜で、全人類の半数が死亡し、
    それと共に地球の動植物の殆どが死滅してしまった。
    人類は飢えとの戦いに突入した。


    私は辛うじて難を逃れた。

    皮肉にも、滅亡の引き金を引いた遺伝子治療研究所が、
    下界と完全に隔絶されていた為だ。


    研究所でひとり、神の裁きを受けた。

    私は孤独だった。




    二百年、三百年が過ぎ、人類は遂に私を含め数人を残すのみとなってしまった。


    今も私は治療法の研究を続けている。

    それしかやる事がないのだ。

    神に問い掛ける、何故こんな事になったのか。

    神は何を望んでいるのか?


    千年が過ぎ去った。


    昨日、私と共に人類最後の生き残りだったアフリカ大陸の女性が自殺した。


    遂に私が、人類最後のひとりになってしまった。


    既に全球氷結は溶け、
    今地球は、新たな動植物で溢れている。


    地球上の動植物達、
    全ての天敵であった人類はもういない。


    そこは、最後の楽園であった。


    【そうか…。神は、楽園を造ろうとしたのか…。】


    私は、やっと納得して銃の引き金を引いた。






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    最後の楽園  2

     28, 2012 19:00
    私はその日、ノーベル賞を授与された。


    全人類からの賞賛を浴び、一人悦に入った。


    【当然の事だ…。】


    こんな快挙を成し遂げて、胸を張らぬ者はいまい。


    「先生!おめでとうございます。

    今回の受賞に関して一言お願いします。」


    レポーターたちが、一斉に碇の元に群がる。


    「ありがとうございます。
    今回このような、大逸れた賞を戴けましたのは、
    ひとえに関係者全ての皆様の御尽力のお陰です。
    心より感謝致します。」


    心にもない言葉だった。


    【私が、20年以上努力した結果だ】


    【人類全てが私に跪いて当然なのだ。】


    その後数年をかけ、人類全ての遺伝子治療が行われた。


    非常に高額な治療費が必要とされたが、大した問題ではない。


    今までは、例えば一億と云う金は、
    普通に返せる金額ではなかったが、
    今では寿命が尽きる事がないのだ。
    100年単位のローン返済が可能なのである。



    全人類の治療が終わった時、神の審判が人類に下った。



    それは、ある日突然始まった。


    いくつかの段階があったが、

    まず人類を混乱に陥れたのは、
    急激な性欲の減退、そして喪失だった。


    一度に全人類の性欲が喪失したのであれば、
    まだ混乱は少なかったかもしれないが、
    それにはタウムラグ、個体差があったのだ。


    夫婦、恋人、カップル間に大きな亀裂を生じさせた。

    片方が欲求不満を募らせる事となってしまったからだ。



    臨床の期間が短すぎた。


    【副作用だ…。】


    私がそれに気がついた時には、
    更なる悪夢が人類を襲っていた。


    人類は、完全に生殖能力を喪失してしまった。


    精子、卵子、ともに人類の肉体から消失してしまったのだ。


    人類の混乱は頂点に達した。


    私は全人類の英雄から、唾棄される存在に転落した。


    人類の繁栄ではなく、破滅への引き金を引いたのは…、

    私だ。


    つづく



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    最後の楽園  1

     28, 2012 07:00
    (作者の都合で事実とは異なる部分が有りますが、あくまでフィクションとしてご了承下さい。)



    K大学医学部

    遺伝子治療学科碇チームは、その日特別な日を迎えた。



    「教授!来て下さい。」


    「どうした。」


    「テロメアが、細胞分裂前と同一です!」


    「なに!!間違いないのか!」


    「間違いありません。全くの同一体です!」



    碇は助手の言葉に歓喜した。


    20年来の研究が実を結んだ瞬間だった。


    「これで、ついに人類は不老不死を手にしたぞ!」


    「おめでとうございます。先生!」


    「やりましたね!」


    「ばんざ~い!」


    助手たちの歓声に破顔一笑したのも、当然だ。


    これで、地位も名誉も手中したも同然なのだ。



    テロメアは、細胞の尻尾の様なもので、分裂のたびに少しづつ短くなる。


    そして最後に、テロメアが無くなった細胞は死ぬ。


    それこそが、老化の原因なのだ。


    そのテロメアの遺伝情報を解析し、
    短化を阻止する事が碇チームの研究であった。


    そして、ついに成功。


    不老不死…


    正確には、不死ではないが、
    老化によって死ぬ事はなくなった。


    人類が神の領域に踏み込んだのだ。


    その後、碇たちは動物実験を経て、臨床実験へと研究を進めた。


    その間、全人類の期待感は当然の如く絶大だった。


    研究の完成まで異例のスピードでつき進む。


    当たり前だ…。


    世界中から人と金が無条件で集まったのだから。


    だれもが、地球は人類の楽園となると考えた。



    しかし、神はそれを許さなかった。





    つづく



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    Tag:*

    永遠のパズル

     27, 2012 19:00



    女は女らしく、可愛くしてなくてはいけない。


    おとなしく、いつも笑顔で、多少のセクハラなどに目くじら立てず、


    男の面子を潰すことなど、言語道断!


    キリッとしたパンツルックはいけません。


    あくまでも、女らしく短すぎないミニスカートがベスト。


    自分を主張せず、言われたことだけこなして決して目立ってはいけない。


    人にはやさしく、正しいことだけやって、間違ったことには爪の先ほどもてをだしてはいけません。


    決して怒らず、いつもニコニコ微笑んで周りを和ませ、しかし、自ら中心とはならず、


    困っている人を助けてあげましょう。


    誰も恨まず、嫌うことなく、誰からも嫌われることなく、愛されて過ごしましょう。






    出来るか~~~~~~~~~~~~~~~~~~い!!!!!!!
    \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?


    By甘味幽鬼





    閑話休題



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    雪女

     26, 2012 19:00
    雪谷美玲は鬼島忠史と付き合って3年になる。

    熱烈な恋愛ではなっかたがお互い一緒にいて穏やかな気持ちになる、そういった関係に満足していた。

    しかし、美玲には忠史に絶対知られたくない秘密があった。

    美玲は、雪女の末裔でその名残が美玲にはあった。

    深く、そして頂点に達すると美玲の吐息は冷気を帯びる。

    それゆえ、美玲は忠史との愛の交歓には最大限の注意を払っていた。

    今日もその時はやって来た。


    「美玲、愛しているよ・・・」


    「私も愛してるわ・・・」



    忠史の手が美玲の敏感な秘密の花園をやさしく愛撫する。

    美玲は、為すがまま忠史に身を任せ・・・

    自分の手は忠史の誇らしげにそそり立つその部分にそっと添えた。

    忠史の愛撫が激しさを増し始め、美玲の息使いが吐息から喘ぎにかわりはじめた。

    充分に美玲自身が潤った頃、忠史は美玲の中に入った。

    美玲と忠史の愛の交歓は時を二人に時を忘れさせた。

    今日は何時もにも増して忠史の求愛が強く、美玲は危うく我を忘れそうになっていた。


    「美玲、愛しているよ・・・」


    「私も愛してるわ・・・あ、ああ、んん・・」


    忠史の動きが激しさを増し、美玲がついに我を忘れ美玲の口から全てを凍りつかせる
    吐息が吐き出された。


    「うあ~・・・・・」


    「ああ・・忠史~!」


































    「ガオー!」



    忠史もまた、美玲に隠していたことがあった。

    忠史は、しろくま男の末裔だったのだ・・・・

    美玲の吐いた冷気は、忠史を最高に興奮させた。

    二人の愛の交歓は、延々と続いた・・・・




    めでたし、めでたし・・・・




    閑話休題



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    Destinaition Nowhere

     26, 2012 07:00





    宍戸恵里香・・・彼女とは大恋愛だった。


    それ迄仕事一筋の僕にとって初めての恋愛。


    何事も初めてで彼女にリードしてもらうデートが多く、時々バツが悪い思いもしていた。


    そんな僕が今日は始めて自分からリードして・・・・

    遂に念願のお泊りデート。






    甘いキスを交わして、徐々に彼女の首筋へ・・・

    右手で柔らかなマシュマロを揉みしだき、左手は彼女の密林へと下りていった。


    「ああ・・・・まちゃはるさん・・・」


    彼女の声が吐息と重なり僕の脳天は痺れに近い興奮を覚えていた。


    「・・・ごめん・・僕は余り自信がないんだ・・・・。」


    「そんな事・・・関係ないわ・・・愛があれば十分よ・・・あんぁ・・・」


    彼女の言葉が終わるその前に僕は我慢出来ずに彼女の蜜壷に顔を埋めた。


    「ああ・・・・あん・・・あ~~ん・・・」


    色っぽいその声に僕はもう我を忘れかけていた。


    「・・・今度は・・・私がしてあげる・・・・」


    徐ろに彼女が僕の起立した如意棒へ唇を・・・・



    「ぇ?ちっちゃ・・・」


    「うん?何か言った?」


    「ううん・・・ナンでもない・・」



    パクリ・・ムグムグ・・・ングング・・・



    「あ・・・そんなに・・しちゃ・・・あっ!・・・」



    「ぇ?・・・早っ!・・・」


    「えっ?何?」


    「ううん・・・ナンでもないわ・・・気持ち良かった?」


    「あ・・・うん・・・ごめん・・・気持ち良すぎちゃった・・・」


    「いいの・・・今日はここまでにしとこ・・・お楽しみはまた今度ね・・」



    彼女の言葉にかなりがっかりしてしまったが、途中で出してしまった手前どうしようも無かった。



    「うん・・・ゴメンネ・・・次は大丈夫だと思うから・・・」


    「うん・・気にしないで・・・」




    その日はそのまま抱き合って二人は眠った。


    翌朝目が覚めると彼女はもう帰った後だった。


    テーブルに1枚のメモ紙が残されていた。





    良く眠っているので先に帰ります。

    昨日言い忘れたけど、私今日お引越しなの。

    これが新しい電話番号(03)3604―2000

    後で電話してネ。

    さようなら(^。^)y-~





    勿論、僕はすぐに電話を掛けた。





    「あ、もしもし!宍戸恵さん?」


    「こんにちはー・・〇〇〇、〇〇〇〇〇〇。〇〇〇〇〇〇〇・・・・」






    (T ^ T)(T ^ T)(T ^ T)(T ^ T)(T ^ T)



    閑話休題(彼女が何を言ったか知りたい人は彼女へ電話してみてね♪(^^)/ )



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    告白

     25, 2012 19:00
    告白します。

    私は某最大手テレビ局で、チーフプロデューサーをしております。

    視聴者の皆様方に喜んで頂ける番組作りに、日夜努力の毎日です。

    視聴者の皆様方に喜んで頂ける番組とはどう云う番組か…。

    それだけは、今まで秘密にしておりました。

    私がヒット作を連発しておりますのは、その秘密のおかげであります。


    今日は皆様方にその秘密をお教え致しましょう。

    なぜなら、私は今度の人事異動で役員へ出世した為現場を離れるからです。

    皆様方、思い起こして下さい。

    まずはドラマ部門から参りましょう。

    何故、学園物の主人公は不良なのか?

    そしてその不良は、どうして実はいい奴なのか?

    報道部門もあります。

    何故、殊更にエリートの起こした犯罪を強調して報道するのか?

    おわかりになりましたか?

    実際は、皆様方もよくご存知の通り不良は不良です。実はいい奴だったなんて話しはほとんどありません。

    いい奴は、やっぱり真面目な奴で勉強なども努力する奴です。

    そして、そういう人間は自然とエリートと呼ばれる人種になります。

    ただし、その絶対数は不良及び普通の人々とは比べるまでもなく、極僅かです。

    その極僅かなエリートに私たちテレビマンも含まれております。

    そして、大多数のアホども、あ…いや、大多数の普通の人々があなた方視聴者の皆様方です。

    その為、私たちエリートは、馬鹿げてると知りつつ、有りもしない絵空事を一生懸命作り、ほとんどの犯罪は馬鹿ども…いや、普通の人々が起こしているのを知りつつ、視聴者の皆様方が溜飲を下げられるようにエリートの犯罪を強調して報道するのです。
    テレビに真実の放送などありません。

    真実のドラマや報道は、皆様方アホども…いや、普通の人々にとっては、自らを惨めに思わせるだけで面白くも何ともないでしょう。

    そして、我々エリートはなんせ数が少ないので、真実を放送しても視聴率がとれないのです。

    ですから、私はこれまで番組を作る時に、出来るだけ、そして限りなくアホどもが満足する物を作るようにしました。

    そしたら、大出世してしました。

    馬鹿どもはそんな事も解らず喜んで見ていました。

    なんせ私の番組は常に高視聴率でしたから。


    あ…電車が来ましたので失礼します。

    電車に乗る事は私の唯一の趣味なのです。





    「キャー!この人痴漢です!」

    「あ…いや、ち、違います~!」



    【本日、〇〇テレビのプロデューサーが痴漢で…】








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    悪魔の棲む廃墟

     24, 2012 19:00
    筑波学園都市に程近い、ある地域に経営破綻し廃墟となった病院があった。

    そこは、地元の人間に魔物が出ることで有名な廃墟だった。

    優子とウエンツは久しぶりのデートを楽しんでいた。

    東京からドライブを楽しみ、久々の甘いひと時・・・・


    「優子、ちょっとあの廃墟入ってみない?」

    「え~!いやだ~・・・なんだか怖い・・・」

    「大丈夫だよ、まだ昼間だし・・怖くないよ!」

    ウエンツは、珍しい廃墟マニアだった。

    優子は、嫌々ながらウエンツの後ろについてその廃墟に入って行った。

    恐怖の始まりが目前に迫っていた。


    1階のロビーを通り突き当たりの階段から2階に上ると、薄暗い廊下が長く続いている。

    「優子!こっち、こっち・・・」

    ウエンツがある一室に優子を呼び入れた。

    「なーに?何があるの?・・・」

    優子の問いかけにウエンツは奥のベッドを指差した。

    その部屋は元々特別室として使われていたらしく、豪華な造りであった。

    ウエンツが指差したベッドも豪華な洒落た造りで綺麗なままだった。

    ふたりは、その意味に気が付かない・・・・廃墟となった病院のベッドが綺麗なままのはずがない・・・

    「優子、こっちおいでよ。」

    「うん・・・」

    ベッドに並んで腰掛けたふたりは、自然と寄り添いどちらともなく唇を重ね、抱き合い・・・

    そのままベッドに倒れこんで愛の交歓を始めた。

    「あ、・・う・・・ん・・・」

    ウエンツは手際よく優子の服を脱がし、自らも裸になった。

    「優子・・・久しぶりだから・・・オレもう我慢出来ないや・・・」

    「うん・・・いいよ。・・・・」

    ウエンツの手が優子の花園に伸びた時には、優子はウエンツを受け入れる準備が出来ていた。

    ゆっくりと、ウエンツが優子に入り・・・次第にその動きを速めて行った。

    「あ、そこ・・・あ・・・・んん・・」

    優子が快感に導かれ、ふと目を開けた・・その瞬間、優子に戦慄が走った。

    病室のドアの外に・・・薄暗くほとんど見えない廊下に青い三角の薄暗い光が、4つ・・6つ・・

    「いや~~~~~~~~~!」

    ウエンツは勘違いした・・・優子が快感から声を上げたのだと思ったのだ。

    「そんなに、感じちゃった?・・・」

    ウエンツの馬鹿な問いかけに、優子は首を振りながら叫び声を上げ続けた。

    「きゃーーーーーーーーーー!」

    優子の尋常ならざる様子に、さすがにウエンツも異常を感じ後ろを振り返った。

    「うわーーーーーーーーーー!」

    優子とウエンツの叫び声が重なり廃墟の病院中に響き渡った。

    そこにある青い光・・・・6つ・・8つ・・・・それは・・・・・







    その廃墟に棲む、のぞき魔者・・・達の目が病室の窓からの光に反射して

    光っていたのだった。

    そこは地元で有名な覘きの廃墟だった。





    閑話休題


    後記   ちょっと、無理がある?§^。^§怪談



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    ある日常  ああ、無精

     24, 2012 07:00
       

        




    「アン・・・あ・・・・いい・・・あん!・・・」


    「ε=(・д・`*)ハァ…・・・ああ・・・ヤバイ・・・出ちゃいそいうだ・・・」


    「あん・・・あん・・・いいよ!あん・・・一緒に逝こう~・・あ~~~~いい~~」


    「ああ・・・あ^^^ご・・・む・・つけなきゃ・・・」


    「あん・・・いいの・・・今日は大丈夫だから・・・」


    「えっ?いいの?」


    「あん・・・いいよ・・・中で・・・・あんあん・・・」


    「ああ^^^^^出そう・・・・あ・・・」


    「あ~~~~逝く~~~~!!!」


    「あ~~~~!!!!」


    「あ~~~~~んん!!!!」


    (((o(*゚▽゚*)o)))!!!!!!!







    ( ゚д゚)ハッ!( ゚д゚)ハッ!!!!!!!


    しまった!/(-_-)\・・・・やってしまった・・・・



    ・ ・・・・じゃぶじゃぶ・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・・




    「うわっ!お兄ちゃん・・・・また~~~~???」


    「うるせ~!ほっとけ!」


    「もう!いつも、いつも、夢で何かしてないで現実にやりなさいよ!」


    「うるせ~よ!・・・相手が居ね~んだからしょうがね~だろ!」


    「もう!何で彼女の一人くらい出来ないのよ!」


    「あ~~~もう!めんどくせ~な~!あっち行け!」


    「何よ~~~!可愛い妹が心配してやっているんじゃない!」


    「(・д・)チッ!うっせ~なあ~~!だったら、お前がやらせてくれ!」


    「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー!!!!お兄ちゃん、妹に向かってなんて事言うのよ!」


    「うるせ~なぁ~!さっきから妹、妹、って・・・いつからお前が妹になったんだよ!」


    「何言ってんのよ!生まれた時から兄妹じゃない!」


    「馬鹿言ってんじゃね~よ!お前は家出する前まで弟だったじゃね~か!」


    「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー!!!!そんな昔の話しないでよ~~~~~~!!!!」




    ・ ・・・・じゃあ・・・弟に(~^◇^)やらせろ!って言ったのかい?(((o(*゚▽゚*)o)))




    閑話休題



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    愛の讃歌

     23, 2012 07:00



    私はそろそろ30歳の大台を迎えようとしている。

    なのに・・・・・そう、所謂・・・素人童貞・・・


    私に対する、女の子の第一印象は・・・

    キモイ!

    少しだけ親しくなったあとの印象は・・・・

    ウザイ!

    ・ ・・・彼女なんか出来る筈もない。

    で、結局・・・女の子とちゃんと付き合った事もなく、この年になってしまった。


    辛うじて、親友と呼べる友人は一人だけいた。

    それは共通の趣味があったからだが・・・

    まあ、大した趣味では無い。

    ただのDVD鑑賞だ。

    今日も親友の戸田君が自慢の新作を持ってきた。

    なかなか面白いDVDだったが、今日は私の自慢のDVDの方が一枚上手のようだ。


    「こっちの方が絶対にいいぜ!」


    「ふ~ん・・・・・あっ!・・・これ・・・イヒヒ・・・( ^ω^)・・・」











    「(希志)あいの さんか?」


    「ああ・・・」


    「イヒヒ・・・・」


    コイツも・・・やっぱり・・・・キモイ。



    閑話休題



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    佐賀って、吉田!

     22, 2012 19:00
    【お怒りはごもっともあせる平にご容赦下さいませ】



    京、福岡せ。

    沖縄、三重パリ。


    真間は、兵庫、福島だ。


    岐阜は、あ新潟県 島根~。


    愛媛が、長野て、長崎や! 東京、那覇 津 下太田。


    岡山~!大阪府~!

    茨城~むかっ青森で 山形!高知 北海道。


    大分! 滋賀…

    石川県ね?。

    千葉 呉!

    広島県!


    秋田~。


    作用 奈良。


    【翻訳】あせる


    今日、服を貸せ。

    翁は、見栄っぱり。


    ママ、非養護、福祉まだ。


    義父は、お兄方けん 暇ね~。


    え!姫が、名が無うて 名が先や!と、今日 名ば 付けただ~。


    丘や!まぁ…

    おお!坂…ふぅ~。

    茨!キィ~むかっ

    あ、重りで やっ!曲がった。

    こっち 掘っか井戸。

    おお痛!死が…。

    医師か…解んね?。

    血ば くれ!

    ひろし負けん!


    飽きた~。


    サヨウナラ~!


    閑話休題あせる




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    楽園

     21, 2012 19:00
    我思う故に我あり


    初夏の日差しが目映い。
    道行く人々の足取りも重くなり始めた。
    私は最近思い始めた事がある。

    本当に、私と云う人間はこの世に存在しているのだろうか?
    私が言葉を交わす人々は存在しているのだろうか?

    そう思い始めたのは、最近見続けている夢のせいだ。

    しかも、なんとも素晴らしい夢。

    私にとって最早その夢の方が現実になりつつある。

    現実世界において、それが現実だと確信させてくれるものに感覚、特に触覚、臭覚がある。
    しかし、良く考えてみて欲しい。
    夢の世界でもそれは存在しているのである。
    誰しも一度や二度は経験がある筈だ。
    恋人とのデートで手を繋いだ時の感覚、キスの味…。

    それらは、現実世界と何ら変わりはない。
    ならば、この、今私たちが現実と思っている世界が本当に現実として実在している保証はどこにあるのだろうか…。

    私にとって、夢が現実であり現実が悪夢でしかないのだ。

    今日も早く仕事を片付け、さっさと帰宅して眠りにつかなくてはならない。

    【ジリリリ…】

    終業のベルがなる。
    身支度を整えて帰宅しようとしていると背後から友人…と思っていたルカから声がかかった。

    「早希ちゃん、今日空いてない?合コンの面子が足りないの…。」

    今までの私なら、付き合いを重視していやいやでも付き合っていたはずだ。
    でも、今の私はもう以前の私ではない。
    この現実世界に私は未練はないのだ。
    もちろん、もう友人も要らない。

    「ゴメン、ちょっと用があって急いでるの…また今度ね…。」

    ルカの詰るような視線を無視してさっさと退社した。

    あの、楽園に一刻も早く帰りたい。
    明日は休日だから、丸々1日半眠っていられる。

    私は幸せだった。


    帰宅後、シャワーだけ浴びてとりもなおさずベッドへ向かう。
    さすがに、1日半眠るとなると薬が必要になるが仕方ない。
    湯上がりのビールで薬を飲み干した。
    そのままベッドに倒れ込み夢の世界へと旅立った。

    そこは、楽園だった。

    柔らかな日差し。
    新緑の森に小鳥たちの声がこだまする。
    甘い香りが漂う花畑に色鮮やかな蝶が舞う。

    ゆっくりと散歩を楽しんでこの楽園を満喫していた。







    「それで、第一発見者は…。」

    「はい、あちらにいる、同僚で友人のルカさんです。」

    「うむ…。しかし、まあ自殺に間違いあるまい。致死量の睡眠薬をビールで煽ってるんだからなぁ…。」



    閑話休題




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    ある日常  4

     21, 2012 07:00
    「(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-~!今日もキレがあるな~!」


    「なあに?」


    「あ、イヤ・・・ナンでもない。」


    「何よ?隠さなくてもいいじゃない!」


    「いや、別に隠しているわけじゃないけど、どうせまた、お前は勘違いして喚き立てるから・・」


    「(´・д・`) ヤダ!他人をヒステリー女みたいに言わないでよ!」


    「・・・・ほら、もうキンキン声になりかけているじゃないか!」


    「・・・・あら(´・∀・`)・・・そんなんじゃ無いわ・・・とにかく、教えて。」


    「もう・・・本当に怒らないな?・・・だったら、教えるけど・・」


    「怒らないわよ・・・だから、早く教えて。」


    「うん・・・じゃあ・・・このドラマで榮倉奈々ちゃんが言う決め台詞の事さ。」


    「え、榮倉奈々・・・」


    「ま、待て。勘違いするな!誰も好きだとは言ってないぞ!」


    「ホントに~~~?好きじゃないの?」


    「ああ・・・俺は自分より大きい女はダメなんだ。」


    「・・・・そんなに変わらないじゃない・・・おかしいわ・・・」


    「おかしくない!おかしくない!俺はお前が一番好きなんだ。」



    (*´・з・`*)チュッ♪



    「ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ・・・(´・д・`) ヤダ・・・急に何よ~~( ^ω^)・・・」


    「ハハハ・・・いいじゃないか・・・夫婦なんだから・・」


    「エヘ♡・・・いいけどぉ~」


    「おっと・・・こんな時間か・・・おかしいなぁ~・・・明日の仕事の連絡があるはずなんだけどなぁ~・・・」


    (メ・ん・)?(メ・ん・)?(メ・ん・)?


    「あれ?何で携帯の電源切れてるんだ???」


    「ああ・・・それ、あなたがいつもスマホは電池が持たないってこぼしてたから、切っておいてあげたの。」


    「な・・・何を言ってるんだ!電源切ったら、携帯の意味無いじゃないか!」


    「何よ~~~!親切に切ってあげたのに・・・そんなに怒る事ないじゃない!」


    「馬鹿!仕事の連絡があるんだぞ!」


    「何よ~~~~!家では家の電話使えばいいじゃない!」


    「あ~~~~もう!一々家の電話番号まで教えるわけ無いじゃないか!」


    「どうしてよ~~~!課長さんとかは家に電話してくるじゃない!」


    「があ~~~!(`・ω・´)携帯しか知らない人だって仕事関係にはいるんだよ!」


    「そんなの・・・おかしいわ!・・・いつもはこんなに怒らないのに・・・」


    「おかしくはないだろう!仕事の連絡が来ないのは困るって話をしてるんじゃないか!」


    「ううん!絶対おかしいわ!・・・・女ね!女の電話待っていたのね!」


    「ちょ、ちょっと待て!いきなり何の話だ!」


    「いきなりじゃ無いわ!だっておかしいわよ!普段はキスなんてしやしないのに、急にキスして来たり・・・今日のあなたは変だわ!絶対に女だわ!」


    「ち、違う!そんな馬鹿な飛躍をするんじゃない!お、俺は浮気なんてしてないぞ!」


    「キャ~~~~!私は浮気なんて一言も言ってないのに・・・やっぱり、浮気してたのね!」


    「ち、違うってば!何を言い出すんだ!・・・お前が女、女、言うから浮気はしてないって言ってるだけじゃないか!」


    「キャ~~!酷いわ酷いわ!自分が浮気したのを私のせいにするのね~~~!!!」


    「だあ~~~~~!だから、違うってば~~~!浮気なんてしてないって!」


    「ギャ~~~~~!!!!じゃあ、本気なのね~~~~~!!!!」


    「な、何を・・・・お前は・・・・」


    「酷いわ酷いわ・・・私を捨てるのね!そうなのね!・・・・」


    「ま、待て!そんな事は一言も言ってないぞ!・・・落ち着け!」


    「キィ~~~~~~!!!!許せないわ!私を愛してるって・・・一生大事にするって言ったのにぃ~~~~~!!!!」


    「だから・・・違うってば~~~~!!!」


    「キィ~~~~~!!!どんな女なの?・・・まさか・・榮倉奈々なの?・・・そうなの?・・・そうなのね・・・・キィ~~~~!!!」


    「ば、馬鹿!そんな事があるはず無いだろう!榮倉奈々ちゃんは女優さんだろうが!」


    「何よ~~~!私だって・・・プロのダンサーだったわよ~~~!」


    「そ、それとこれは違うだろ~~~!」


    「何が違うのよ~~~!何よ!女優は偉くてダンサーは・・・ダンサーは・・・卑しいとでも言うの!!!!!」


    「があ~~~~~!!!何でそう云う話になるんだ!!!!」


    「酷いわ酷いわ・・・だから・・・女優の榮倉奈々と一緒になるのね!」


    「ぎゃあああああ・・・・もう、勘弁してくれ~~~~誰か助けて~~~給料の1ヶ月分払うから~~~!!!」


    (いいわよ・・・じゃあ、課外授業を始めます。)


    「愚か者~~!!!」


    バキッ!(顔面キック)


    「えっ?・・・何で俺が・・・」


    「学校で女の子には優しくしなさいって教わらなかった?」


    「えっ・・・でも・・・」


    「そうよ!そうよ!・・・アンタなんか・・・オチンチンも付いてないくせにィ~~~^^」


    「ま、またお前はそれを~~~~!!!!」




    今宵も・・・おなべとニューハーフのバカップルの夜は更けていくのであった。



    閑話休題



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    悪夢  3

     20, 2012 19:00
    コンコン!

    ノックの音で目が覚めた。

    悪夢を見ていた様だ。

    身体中、汗でびっしょりだ。


    「はあい、どなた?」

    「警察だ!」

    けっ!警察?… マズい!
    薬が、そこら中にとっ散らかっている。

    どうすれば…、…! あれだ!昔聴いたYMOの、あれだ。

    「…だぁぁれぇい?


    「警察だ!麻取り違反の容疑だ。ここをあけろ!」

    急いでかたさねば…、 マズい!マズい!どうすれば…。

    「だ、だ、だぁぁれぇい?」

    「警察だ!開けろ」

    「警察?」

    「そうだ、早く開けろ!」

    「んー、ここは、警察じゃないよ~」


    ふふふ、いい調子だ。あの通りなら、諦める筈だ。


    「ここは、警察じゃないよ!俺が、警察だ!」

    「警察?」

    「そうだ…。わかったら、早く開けろ!」

    「…だぁぁれぇい?」

    「きっ…、きっさま~、舐めてんのか?サッサと開けろ!」

    ん、なんか違うぞ…

    「だぁぁれぇい?」


    ガーン!!

    ドアが、けやぶられた。

    私は慌てふためいて、やっていけない事をしてしまった。
    側にあったナイフを思わず突き出してしまったのだ。

    「きっ、きっさまー!」

    警官は銃を抜き、発砲した。

    バーン!

    私の胸が鮮血に染まった。




    ドンドン!



    ノックの音で目が覚めた。

    ああ、夢だったのか…。

    悪夢だ。

    警官に撃ち殺されるなんて…。

    ドンドン!ドンドン!

    「五月蝿いなぁ、… ちょっと待ってくれ。」

    「なぁに?」

    愛人の瑠璃が、甘えた声で、俺の胸元に顔を埋める。

    瑠璃の身体をそっと横にズラし俺はドアへと歩いていった。

    その間も、ノックの音はひっきりなしに鳴り響いていた。

    「分かって言ってるだろう。ちょっと待ってって!」

    ドアのノブに手をかけながら、…

    「誰だ!こんな朝っぱら…」

    ドアを開けた刹那に俺は、言葉を失った。
    目の前に妻が、鬼の形相で仁王門立ちしていたのだ。

    「お、お前…、何故!?…」

    余りに狼狽し、言葉が続かない。

    「どいて!」

    妻の剣幕に、私は抗しきれず中に招き入れる形になってしまった。

    マズい!

    しかし、時、既に遅し。

    「キー!」

    妻の怒りは、一身、瑠璃へと向かう。

    「キャー、キャー、止めて!」

    妻が、瑠璃を引きずり回している。

    私はなす術がなかった。いや、恐怖で足が竦んでいたのだ。

    「止めて~」

    瑠璃の声が響きわたった。

    何事か…?

    妻が包丁を手にしているのだ。

    「いかん!」

    私は咄嗟に妻の前に立ちはだかった。

    ズブッ!!

    激痛が全身を駆け巡った。
    刺されたのだ。

    「うっ…」

    そのまま、私は倒れ込んだ。
    どうやら、刺され所が悪かった様だ。
    すぐに、目の前が暗くなった…。

    「キャーキャー」

    妻のものとも瑠璃のものともつかぬ悲鳴が、微かに聴こえた。



    ガンガン!

    ノックの音で目が覚めた。

    ああ…、良かった…。夢だったのだ。

    悪夢だった…。

    「1192番、出ろ」

    戦慄が、身体を突き刺した。

    そうだった…。
    今日、俺は処刑されるのだ。

    目隠しをされ、死刑台の階段を上った。


    お願いだ!さっ さっ覚めてくれ!


    【ガッターン】

    休題

    悪夢  2

     19, 2012 19:00
    私は、自分で言うのも何だけど、イケています。

    いえ、イケてい過ぎているのです。

    街を歩いているだけで、私の後ろは老若男女を問わず、人、人、人の長蛇の列です。

    「ミレイちゃーん」
    「ミレイさーん」

    ひっきりなしに、声が掛かります。

    買い物をすると、あっという間にその品物は売り切れです。

    みんなが、私と同じものを買い求める為です。

    何時もは、空席が目立つ近所のスタバも私が、立ち寄るとあっという間に満席になってしまいます。

    09のセールなんかに出掛けると、もう大変!
    みんなから、もみくちゃにされてしまいます。

    友人たちは、そんな私を羨ましいと言いますが、私は流石に疲れ果ててしまっています。


    暫くの間、一人になりたい。


    誰も居ない何処へ行って静かに過ごしたい。
    そう思って、今日南海の孤島へ旅行しに来ました。

    全くの無人島です。

    「あ~、気持ちイ~、癒やされる~。」

    その日は、本当に休まりました。


    「ミレイさーん」
    「ミレイちゃーん」
    「こんにちは~!」


      ★☆◎▼!!?

    響き渡る人々の声で、目を覚ました。

    「嘘でしょう?」

    思わず呟いていました。

    ああ…、もうウンザリです。
    誰も居ない何処へ行ってしまいたい。
    一人になりたい…。



    ピピピッ!ピピピッ!
    アラームの音で、目が覚めました。

    ああ、夢だったんだ。


    目の前には、核戦争で滅亡した地球が見えています。

    ここは、宇宙ステーション。

    私は、人類最後の生存者。

    宇宙に一人ぼっちの生き残りです。

    悪夢です…。

    夢なら覚めて…。


    休題



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    島巡り

     19, 2012 07:00
    北海道から・・・

    スコトン岬(本当に?)(笑)から、3km・・・・海馬島(とどしま)を見学。

    岩手県宮古市に向かうと

    がっかり島があります。

    下伊那郡山田町には、何故か・・・

    オランダ島が・・・

    埼玉県の児玉郡神川町の人工湖には・・・

    ひょうたん島。

    但し、本物のひょうたん島は愛媛県今治市にあります。

    そこには、もう一つ・・・怪島(けしま)と云う島も・・・

    さて、東京に戻り・・・小笠原村へ・・

    媒島(なこうどしま)を見た後は、神奈川県横須賀市へ。

    海鹿島(あしかしま)があります。ここは別名ラッコ島。

    京都府舞鶴市。

    年取島でちょっと草臥れたら・・・

    島根県隠岐諸島のローソク島で一息入れましょう。

    そして、長崎五島市へ・・・

    男女群島でくんずほぐれつ・・・・( ^ω^)・・・




    それでは・・・・ポリネシア・・・


    イロマンゴ島へご案内致します。


    ごゆっくりお楽しみ下さいませ。


    イロマンゴ島
      

    閑話休題



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    百鬼夜行抄  外伝  8

     18, 2012 07:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・



    これが予想と違って誠に厄介な事になっていた。







    「ふん!こら!カラス!お前の相手は僕がしてやるよ!」


    「ふん!小僧!お主にわしの相手が出来るものか!」



    え~~~~いい!


    「きゃ~~!な、なに?おにま・・・なにするのぅ~~」


    「うるさい!背に腹はかえられないんだ!黙って固まってろ!」


    僕はまず窓ガラスをそばにあった椅子をぶん投げてぶち割った。

    そのあと、嫌がる朱雀の足首を両手で掴んで庭に飛び出し・・・

    朱雀をブンブン振り回した。


    「きゃ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!」


    朱雀は悲鳴を上げてバタバタしていたが、お構いなしだ・・なんせ武器がないのだ。


    「きゃ~~~~~!!!鬼~~~~~!悪魔~~~~~~!鬼魔~~~~~~!!!」


    あ、おにまって・・・そういう意味かぁ~



    ガツ!



    「イッタ~~~~~~~いい!」



    えっ!・・・手応えがあったぞ!


    ちょっと驚いて手応えの先を見たら・・・・・




    カ、カラス天狗?????????



    「おい!朱雀!」


    「(メ・ん・)?おにま・・・・」


    「こ、これが・・・カラス天狗か?」


    「そ、そう!・・・・うわ~~~~~!凄~~~~~~い!おにま・・・凄~~~いい!!!!!」





    カ、カラス天狗って・・・・・・・






    小鳥じゃね~~~~~か~~~~~~!!!!!!!!!!!!

    ( ´-`)チュンチュン・・・( ´-`)チュンチュン・・






    「恐れいりました~~~~~~~!若様がこのようにお強いお方だとは露知らず・・・どうかお許しを~~~!」


    「当たり前じゃん!コノ朱雀のご主人様なんだから・・・」


    「どうか・・どうか・・・お許しを・・・」


    「あ、ああ・・・まあ・・・いいけど・・・」


    「ああ・・・ありがとうございまする~~~!こうなったからにはこのカラス天狗、若様に生涯お仕え致しまする~~~~!!!」


    「えっ?式神は朱雀がいるから・・・別に仕えなくても・・・」


    「いいじゃん、おにま!仕えたいってんだから・・・その代わり、私にも服従だからね!」


    「クッ・・・仕方あるまい・・・」


    「で、どうでもいいけど・・・朱雀、そろそろ抱きついたままのこの格好・・・離れろよ・・・ちょっと・・当たって気持ちいいけど・・・」


    「(´・д・`)ヤダ・・もう・・おにまのエッチ・・・」





    なんて感じで一件落着!


    ちなみに助兵衛はその後行方不明になったらしい・・・当然だ。

    さて、みんなに見送られ・・・(傍目には)妹と、ペットの文鳥を肩にのせて帰路についたときに肝心な事を忘れた事を思い出した!

















    しまった~~~~~!夜鷹さんのアドレス聞き忘れた~~~~~!!!!




    カラス天狗編  おしまい


    閑話休題



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    百鬼夜行抄  外伝  7

     17, 2012 07:06
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・



    これが予想と違って誠に厄介な事になっていた。

    八雲お祖父さんから教わった妖魔退治の法力が全然効かないのだ。

    そんなこととは思いもしなかった僕はカラス天狗に散々悪態をついてカンカンに怒らせてしまった。


    「おのれ~~~!小僧!最早命乞いも許さぬ・・・閻魔の元へ送ってくれるわ~~~!」


    あいた~~~~!マジ困った・・・


    「おい!朱雀・・・なんとかしろ!」


    「無理よ~~~!私・・・怖い~~~~!」


    「だあ~~~~!お前、僕の式神だろ!ご主人様がどうなってもいいのかよ!」


    「そんな事言われても・・・無理なものは・・・ホント o(゚Д゚)っ モムーリ!」


    朱雀にああだこうだ言ってるうちにも、部屋の温度はドンドン下がって既に―30℃位になっていた。

    こうなっては一円にもならない面子なんてどうでも良かった。


    「天狗様~~~~!私が悪うございました!どうかお怒りをお鎮めになってお助けくださ~~~~い。」


    「ふん!さっきから言っておるだろうが!もう既に手遅れじゃ!さっさと閻魔のもとへ行ってしまえ~~~~!」


    クッ・・・この、糞ガラス!

    仕方ない・・・妖魔と言えど殺生は嫌だっが・・・この際、背に腹はかえられぬ。

    八雲お祖父さんから受け継いだ、妖魔退治の最終兵器・・・妖刀春雨を使おう!

    なんだ!貧弱な名前だって?

    ふん!あちこちに出回ってる妖刀村雨は、本当は粗悪品なんだ。

    こっちが真の妖刀さ!

    って・・春雨は・・・?


    「おい!朱雀・・春雨は?」


    「えっ?・・・・あ、・・・・・ごめ~ん!忘れたぁ~~~」


    「え~~~~~!!!!馬鹿!何考えてんだ!」


    「だってぇ~~~カラス天狗の事で頭が一杯だったんだもん・・・」


    「くぅ~~~~!どうすんだよ~~~!」


    う~~~~~~~む!こんな時、ドラマや小説は何故だか都合良く木刀あたりがそのへんに転がっているはずなんだが・・・・

    (・д・)チッ・・・何もないぞ~~~~~~~!


    え~~~~い!仕方がない!実力行使だ!


    「お、おにま・・・何するつもり~~~!」


    「何って・・・カラスの野郎成敗してやるのさ!」


    「おにま~~~やめて~~もっと怒らせるだけよ~~~!」


    「んんんんん~~~?なんだ!そこにいるのは・・・雀ではないか?」


    「クッ!雀って言うな~~~~!私は四神の朱雀なんだから~~~!」


    「ふぉっふぉっふぉっふぉ・・・800年前、わしにこてんぱんにやられたのを忘れたか~~~?」


    「っく・・・言うな~~~~!」


    「なんだ・・・朱雀・・こてんぱんにやられたことがあるのか?」


    「・・・大昔の話よ!・・・・もう、忘れたの!」


    「はは~~~ん・・・それで嫌がってたんだな・・・」


    「ふぉっふぉっふぉ・・・あの時はとどめをさせなかったが、今日はとどめをさしてヤルゾ!!Σс(゚Д゚с)


    「ふん!こら!カラス!お前の相手は僕がしてやるよ!」


    「ふん!小僧!お主にわしの相手が出来るものか!」



    え~~~~いい!


    「きゃ~~!な、なに?おにま・・・なにするのぅ~~」




    つづく



    閑話休題




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    Cappadocia

     16, 2012 07:00




















    小町さんのブログで知った面白いお話。(勝手にお借りしましたm(_ _)m)



    Cappadocia



    古代の不思議な地下遺跡がある・・・・

    100万人もの人々が暮らしていける地下都市。

    なんとも不思議な遺跡。



    そういえば、私が住む「津田沼」も不思議な地名だ。

    津田沼・・・という割に沼なんかありゃしない。

    それどころか駅前なんか高台だ。

    しかし・・・・Cappadociaのように、どこかに沼が存在し、このような光景が見られるのかもしれない。




    夏の暑い時期になると、子供達は津田沼で水遊びをするのが恒例であった。

    しかし、その邪魔をする唯一の存在がいた。

    子供たちのリーダー的存在の蔵馬展倶(くらまのりつぐ)が、そいつに言った。












    「ほらっ!キュウリやるから・・・・・・

    そこの・・・ カッパ、どきや! 」


    閑話休題



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    百鬼夜行抄  外伝  6

     15, 2012 19:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・



    人生最大のピンチがやって来るとは思いもせず、呑気に夜が来るのを待っていた僕はいざその時が来ても結構のんびりとしていた。

    隣にいた朱雀が怯えている姿を初めて目の当たりにして愉しんでいる余裕さえあった。


    「どーした朱雀?珍しいじゃないか?ビビってるのか?」


    「おにまは・・・・カラス天狗の恐ろしさを知らないから・・・」


    「ハッハッハ・・・・鳥の怖さはヨーク知ってるよ!」


    「もう!知らないからね!本当にやばいんだから!」


    「ヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!・・・まあ、任せとけって!」

    と、言ってた刹那・・・・

    なんの前触れも無くいきなりその場の空気が凍りついた。

    いや、比喩じゃなく・・・一気に氷点下の寒さになったのだ。


    「おわ!なんだ?」


    「きゃ~~~~!来たのよ~~~!」


    朱雀が珍しく僕に抱きついて来た。・・・あれれ・・・


    「およ!いつのまにこんなに成長したんだ?」


    「もう!こんな時に・・・おにまのエッチ!」


    そうだった・・・妹の体に欲情してる場合じゃなかった・・・中身は妖魔だし・・


    轟音と共に部屋自体が揺れ始める。


    「この不届き者めらが~~~~!わしが成敗してくれるわ~~~~!」


    窓越しに月明かりに照らされているカラス天狗の姿が目に入った。


    「おい!カラス天狗!一体何がしたいんだ!」


    「なに~~~!カラス天狗じゃと~~~~!不届き者め~~~!天狗様と呼べ~~~!」


    「ふん!カラスの分際で偉そうにぬかすな!」


    「この、生意気な小僧!天罰を与えてくれるわ!」


    言葉と共に部屋の空気が一層凍りついた。


    「うわ!寒!・・・・なんなんだこれ?」


    朱雀に聞いたが朱雀はもう頭を抱えて縮こまっていた。

    寒さに耐えかねて僕はカラス天狗に降参することにした。

    早すぎだろって?本当に降参するわけじゃないさ・・・作戦作戦・・


    「て、天狗様~~申し訳ございませんでした!お許しください!何故、このような事になったのか・・・どうか、ご説明いただけませんか?」


    「ふぉっふぉっふぉ・・・最初から素直に従えば良いのじゃ!・・・・訳を知りたいのか?良かろう教えて遣わす。」


    カラスの話がちょっと長い話になったので要約すると・・・

    代々田無家に伝わる霊山を今の当主の爺さんが金に目がくらんで開発したらしく、そこに住みつき長年にわたり守護神として暮らしてきたカラス天狗の住処が無くなってしまったらしい・・・で、その意趣返しをしている途中だとさ・・・

    そりゃあ・・・怒るわな・・・ただ・・怒る相手を間違っているんだが・・・


    「天狗様~~~~!当主には私から言って於きますので・・・どうか、お怒りをお鎮め下さい!」


    「え~~~~い!既に手遅れじゃ~~~~!もう、霊山は潰されてしまって影も形もないわい!この上は一族郎党皆殺しにして、わしは他に移り住むだけじゃ!」


    う~~~~~む・・・こりゃ、本当にどうしようもなさそうだ・・・

    じゃ、仕方ないや・・・やっつけちまお!


    「こら!カラス!」


    「な、なんじゃと!」


    「聞こえなかったのか?か・ら・す!」


    「こ、この!無礼者め!」


    「無礼者はお前だ!カラスはカラスらしくどっかの山に帰れ!」


    「うお~~~~!!!!!!もう、許さんぞ!死ね~~~~!!!!!」


    轟音と共に極限まで空気が凍りついた。

    んじゃ、八雲お祖父さんから貰った法力を使うか・・・・

    インを結んで・・よっと・・・・アレ?・・・・法力が・・・効かないぞ?


    「おい!朱雀!法力が効かないぞ!どういう事だ?」


    「だ、だから言ったじゃない!カラス天狗は厄介だって!」


    え~~~~~~!ど、どうしよう~~~~~!!!!!



    つづく



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    百鬼夜行抄  外伝  5

     14, 2012 19:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

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    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・





    「それで田無さん、みなさんに刻印が押されたのはいつの事なんですか?」


    「はあ・・・それがよくわからんのです・・先生がおいでになったことを皆に知らせたら、三人共知らん間に刻印が押されておりまして・・・」


    「外に出られていた方は?」


    「いや・・・今日は皆用心して家の中におりました・・・」


    「ふ~ん・・・・」


    「おにま・・・どうしたの?」


    「いや・・・・普通なら、妖魔が家に居るなら何か感じるんだけどなぁ・・・」


    「そういえば・・・私も・・・・」


    「だよなぁ・・・・なんでだろう・・・」


    「家には居ないんじゃない?」


    「いや・・・それなら刻印を家の中で押せない・・・」


    「あ・・・そうか・・・」


    普段と勝手が違ってちょっと悩んでいたその時、また田無の爺さんが大声を上げた。


    「せ、せ、先生!先生の肩にも・・・こ、刻印が・・・・」


    えっ!うわ!汚ったねぇ~~~!!!!


    「お、おにま・・・・どうして?」


    周りが大騒ぎの中、僕はサッサとその刻印を拭き取った。だって、鳥のフンだもん。


    「ああ~~~~!いけません!先生~~~!」


    「えっ?何?」


    「刻印を拭き取った者が、次の犠牲者なんです!」


    「はあ?」


    コラコラ!そんな大事なことは先に言っとけよ!

    内心激しく動揺していたけど、とりあえず先生らしくしないといけなかったので豪快に笑っとこ・・


    「ハハハハハハ・・・・大丈夫、大丈夫・・・」


    「え・・・はあ・・・そうですか?・・・さすが、先生ですな~・・・」


    みんな驚嘆の眼差しで僕を見つめていた・・・朱雀を除いて。

    朱雀はさすがに長い付き合いだけあって僕の嘘を見破っていた。


    「おにま・・・どうするの?」


    少々の心配の眼差しと大半の軽蔑の眼差しが入り交じった視線を送りながら聞く。

    さて、どうしたもんか・・こっちが聞きたい。


    「で、田無さん。次の犠牲者って・・家から出ない者はどうやって犠牲者になるんですか?」


    「はあ、その日の夜、カラス天狗が直々にお迎えに来るんですわ・・・」


    「そうですか。わかりました。」


    な~んだ・・・それなら話は早いや・・その時やっつけちゃおっと!

    妖魔に未だ負け知らずの僕はちょっと余裕ぶっこいていた。

    実はそのほとんどが朱雀のお手柄なのに・・・・

    しかも、今回はその朱雀の腰が引けてるのをすっかり忘れていたのだ。

    「まあ、お任せ下さい。今晩には終わらせますんで。」


    「よろしくお願いします!」


    その場にいた全員が声を揃えた。

    とりあえず権兵衛に種蒔きさせるか?(ノ∀`*)タハー

    権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる・・・カラス天狗が来るだろ!

    人生最大のピンチとも知らず呑気にそんな事考えて一人で浮かれてたアホな先生だ。



    そして・・・その夜、その時がやって来た。




    つづく



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    百鬼夜行抄  外伝  4

     13, 2012 19:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・



    面倒くせ~!朱雀の事はちょっと置いといて・・・・



    「田無さん、一応大まかな事は聞いてますが(嘘っぴょーん)とりあえず依頼主の貴方から詳しい内容を話していただけますか?」


    ちょっと真面目にやらないと・・・夜鷹さんを守んなきゃいけないからネo(〃’▽’〃)o


    「はあ・・・どっからお話すればいいやら・・・・」


    「簡単です。初めから話始めて、終わりまで話せばいいんです。」


    キャハハ・・・何かのドラマで見たんで、一回言ってみたかったんだこのセリフ。


    「はあ・・・事の発端は・・ここにおる馬鹿もんの助兵衛が、ホステスの珠子に入れあげた事に発します。」


    やっぱり・・・・・スケベなんだ・・・・


    「いつの間にか自分の身代食いつぶして、その上わしの目を盗んで本家の山林の権利書持ち出しまして・・・」


    勿論、スケベ爺さんはちっちゃくなってる・・


    「本来なら泥棒で警察に突き出すところなんですが、こやつの嫁さんの翠加さんはわしの命の恩人でもありまして・・・大体、そのおかげでこやつは嫁さんと知り合ったのですがな~・・・」


    ・ ・・・・種無しスイカ?・・・


    「仕方なしに一山売っパラってわしが肩代わりしたわけです。」


    一山分・・・貢いだんだ~~~!!!!


    「で、その山の開発が始まった頃・・・・主人筋に当たる名無家の女将の案山子(あさこ)さんがいきなり家の玄関先でポックリ逝ってしまいまして・・」


    ・ ・・・名無しの案山子?・・・・


    「そのあとすぐ、わしのカミさん野市(のいち)も玄関先で・・・うう・・(´;ω;`)・・」


    ・ ・・ちょっと待てよ・・確か、この爺さん・・武蔵・・合わせて・・武蔵野市?・・・


    「このとき、誰かが気づいたんです。二人共肩に鳥のフンが付いていたと・・・」


    「そこで大騒ぎになりまして・・・色んな先生方に来てもらいまして、やっと・・・売っパラった山に祀られておりましたカラス天狗の祟であろうと判明した次第で・・・
    でも、原因はわかりましたが解決方法が皆目見当がつかないまま時が過ぎておりました・・・。」


    「そうこうするうち、息子夫婦息子の市馬(しいま)と嫁の美鷹(みたか)も相次いで刻印を押されまして・・・(´;ω;`)・・うう・・この馬鹿もんの責で4人も身内が亡くなりました・・・・特に可哀相なのがこの夜鷹ですわ・・・」


    許せん!このエロ爺の責で夜鷹さんは両親とも亡くしたのか!

    しかし・・・・田無市場に田無三鷹かい・・・・この一族、どこまでふざけてるんだ?


    「おかげで、翠加さんは申し訳無いと首を括りましてなあ~」


    うわ~~~!なんでこのエロ爺・・・生きてるんだ?

    と、じっと見つめたら、エロ爺がやっと口を開いた。


    「今日、私も刻印を押されました。これで私もやっと罪滅ぼしが出来そうです。先生・・私はどうなっても構いません。どうか、どうか、夜鷹だけはお助けください・・・うう・・・・」


    泣き崩れる姿だったが・・・僕は見逃さなかった。一瞬このジジイがにやけたのを・・・・

    はは~ん・・・確かに、夜鷹さんと田無の当主が死んじゃえば・・・田無家の財産はこのエロ爺のものだ。

    その金で又候女に入れ揚げるつもりか~・・・




    ( `д´) ケッ!・・・そうは問屋が卸さね~~~~よ!




    爺っちゃんの名にかけて!






    これも言ってみたかった!\(^o^)/




    つづく



    閑話休題



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    百鬼夜行抄  外伝  3

     12, 2012 19:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・

    えっちらおっちら3時間かけてやって来た烏山・・・・

    世田谷のど真ん中にこんな山道があるなんて思いもしなかったが、まあ着いてしまえばのどかでいいところ・・・なんて言ってる暇も無くカラス天狗のお出迎えだ。


    「こちらにいらしてください、先生!」


    血相を変えた主人の田無武蔵が震える声で僕を呼んだ。


    「さっき気づいたんです!いつの間にかみんなの服にこの死の刻印が!」


    昨日の夜朱雀が事情を色々話していたが、何時ものごとく右から左へ聞き流していたのでさっぱり事情がつかめていない僕にはその死の刻印は・・ただの鳥のフンにしか見えなかった。

    てなわけで、僕には全然切迫感がない。


    「はあ・・・・それは、困りましたね・・・・」


    「先生!そんな悠長なことではないのです。お聞きと思いますがこの死の刻印を押されると家から一歩も出られなくなるのですわ・・・何しろ家から出たとたんポックリ逝っちまうんで・・・」


    う~ん・・・・聞いたっけ?・・・朱雀をチラ見したら、すっげー睨んでやがる・・・

    ヤバヤバ・・・・聞いたことにしとこ!


    「ええ・・・聞いてますよ・・・だから、田無さん迎えに来れなかったんですよね!」


    「はい!そうなんです・・・私も心苦しかったんですが、背に腹はかえられませんで・・・」


    「ああ・・・いいんですよ・・・ところで、こちらの方々は?」


    「ああ・・・申し訳ありません!紹介が遅れました。こっちが我が田無家の主人筋に当たる名無し家の当主、権兵衛で・・・」


    はあ?・・・名無しの権兵衛?

    そういや、権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくるって諺あったよな・・・


    「で、こっちが田無家の分家筋の田根無家の当主、助兵衛です。」


    は~~~~あ?・・・種無しスケベ?



    (  ̄ノ∇ ̄) ̄- ̄)ヒソヒソ・・・

    純「おい、朱雀・・このふざけた一族、なんで依頼何か受けたんだ!」

    朱「何言ってるの!私は嫌だって言ったのに・・・おにまが任せとけ!って勝手に受けたんじゃない!」

    純「あれ?そうだっけ?・・・しまったな~」


    「あの・・・先生・・どうされました?」


    「あ、イヤ・・何でもありません。で、皆さんお集まりですか?」


    「ああ・・いや、もう一人・・・お~い・・よたか~、まだか?早くコッチャコイ!」


    ヾ(゚Д゚ )ォィォィ・・夜鷹って・・・


    「は~い・・・丁度、お茶がはいりました。」


    どっきゅ~~~~ん!!!!!

    スットラ~~~~~~イク!!!!!

    グンバツ!美人すぎる!

    全くやる気無かったテンションが・・・・宇宙に届く勢いでマックスフルパワー!


    「これが孫娘の夜鷹です。」


    「ヨタカと申します。よろしくお願いします先生・・・」


    「ああ・・は・・い・・こちらこそ・・・」


    痛ってぇ~~~~~~!!!!!

    朱雀が僕の足を踏んでる!しかも、足だけ鳥の足に戻してやがる~~~~!

    その上・・・薮にらみだ!

    また、悪い癖のジェラシックパーク!

    めんどくせ~~~~~!





    ありゃ!終わんなかった・・・予定じゃ3話完結だったのに・・・


    んじゃ、つづく



    閑話休題



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    百鬼夜行抄  外伝  2

     11, 2012 19:00
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    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・



    もののけバスターとして結構有名な僕には色んな依頼が来る・

    今回の依頼はカラス天狗退治・・・・

    いつもは僕に代わってちゃっちゃとかた付ける式神の朱雀が、今回は腰が引けているので僕が自ら退治に乗り出す事になった。

    ということで、依頼を受けた次の日、早速依頼主の所へ向かった。


    「おい・・・まだ着かないのか?・・・・」


    「もうチョットで着きますから、頑張って歩いてください。・・・」


    そう言われても・・・・かれこれ山道を2時間歩き続けてクタクタだぞ・・・


    「があ~~~~~!もうダメだ!・・・・休憩、休憩!」


    「もう・・・・おにま(お兄様の略?)てば・・・・」


    「どうでもいいけど、その おにま ってのは、なんなんだ?」


    「・・・・・内緒です。」


    「なんだよ・・・勿体つけて・・・式神のくせして御主人様に隠し事するのか?」


    「・・・・・・・式神だって秘密くらいあります!」


    「チェッ!・・・まあ、どうでもいいや・・・・」


    「それより、先を急ぎましょ!依頼主が首を長くして待ってますよ!」


    「チェッ!・・・だったら迎えぐらいよこせっつーの!」



    で、なんだかんだで山道を3時間歩いてやっとこさ到着。



    「これはこれは、先生!お待ちしておりました!お疲れになられたでしょう・・・」


    「ああ・・・・ホントo(゚Д゚)疲れましたよ~!」


    「申し訳ございません!命懸けでもお迎えに伺うべきでした・・・」


    「あ、イヤ・・・そこまでしてもらわなくても・・・」


    「・・・・取り敢えず、ちょっとお休みになって下さいませ。奥にお部屋を用意しておりますので・・・ところで、そちらの女性の方は?お部屋は別にご用意致しますか?」


    「あ、いえ・・私は妹の今日子と云います。部屋は兄と一緒で構いません。」


    「ああ・・そうでございますか・・先生の妹さんでいらっしゃいますか・・・」


    「ちょっと、その先生ってのはやめてもらえますか?僕はまだ19歳で成人もしてないんですから・・・」


    「イヤイヤ・・・そんな!お年など関係ありません。我々に到底出来ないことをやっておられるのですから・・・先生様でございますよ!」


    「はあ~・・・・参ったな~・・・・わかりました・・・・今日だけ我慢しますよ・・・」


    「では、少しだけ休ませていただきますね。おにま、行きましょう。」


    「ああ・・・そうだな・・疲れちゃった・・・」


    と云う事でしばらく休憩させてもらうことになった・・・筈だった・・・のに・・・奥の部屋に入ってものの5分もしないうちに大騒ぎが始まってしまった。


    「せ、せんせい!お休みのところ申し訳ございません!か、か、カラス天狗が・・・・」


    「どうしたんですか?落ち着いて・・・話してください。」


    「そ、それが・・よくわからんのです!いきなりカラス天狗が・・・」


    「だから・・・どうしたんです?」


    「今日集まっている親類全員に死の刻印をして回っているのです!」


    「はあ?死の刻印ですか?」


    「はい!これです!私は昨日付けられまして、慌てて先生にお願いしたわけです。」


    で、見せられた死の刻印・・・・なんだこりゃ?・・・





    見せられた死の刻印、それは・・・・服に付いた鳥のフンだった・・・




    つづく



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    百鬼夜行抄  外伝  1

     10, 2012 19:00
    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・

    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。

    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・

    この血は隔世遺伝らしく、僕の父にはその能力が無い。

    というか、その存在すら知らない・・・らしい。

    おじいちゃんの話によると、能力がある者にだけきちんとした話をするらしい。

    僕の能力をおじいちゃんが見つけたのは、妹の今日子が病気で死にそうになってたときに僕がそばにいた死神を追い払おうとしたときだ。

    その場にいた父や母は僕が何をしているのか分からず、ただ、妹の死に直面して癇癪を起こしていると思っていたみたい。

    ただ、おじいちゃんにも死神が見えていたので、僕の行動はおじちゃんにはハッキリと僕の能力を確信させたものになったようだ。

    残念ながら、死神を追い払うことはおじいちゃんにも出来ないらしく妹は死んでしまった。

    ただ、余りにも僕が悲しむのでおじいちゃんはそれを見かねて僕の式神になるはずだった妖魔を妹のなかに入らせて妹を・・・妹の体だけだが・・・生き返らせた。

    代々、式神とはコノ血を受け継ぐものの伴侶、または執事として生涯仕えるものらしい・・

    だから今、今日子に入っている妖魔は、本当は僕の奥さんになるはずだった・・・みたい。

    そのせいか・・・・すっごいヤキモチ焼きだ。

    時々、手に負えない・・・・。

    しかし・・・・まあ・・・こいつのおかげで父や母は妹を失う悲しみを味合わずに済んだし、僕も姿形だけでも妹と過ごすことが出来ているので文句は言えない。

    その上今日子に入っている式神は朱雀と云って結構有名な守り神らしく、召喚したおじいちゃんも羨ましがっていた。



    まあ、そんなこんなで・・・・色んなものが見える僕にはおじいちゃんの知り合いを通して様々な依頼が来るようになった。

    迷惑な話だ。

    しかも・・・来た依頼を結構解決してしまったので、その世界でそこそこ有名になってしまった。

    そうなるともっと依頼が来るようになり・・・・悪循環だ・・・・・

    父や母を心配させないように僕はこの能力を秘密にしているので、色んな出来事を隠すのも一苦労なんだ。






    今日もおじいちゃんの同級生だった、田中さんの、いとこの、ハトコの、娘さん・・・とか言う人から依頼があったようだ・・・

    ようだ・・・と、いうのは、やきもち焼きでメンドクサイ式神だが、仕事?は完璧にこなす・・・ほとんどの要件は朱雀がちゃっちゃと処理しているから僕はそのほとんどを知らないのだ。

    で、今日の要件も朱雀が終わらせてくれたものと思っていたが、何故か今回は気が乗らないらしい・・・



    「どういう事?なんでいつもみたいにちゃっちゃと終わらせてくれないんだ?」


    「う~ん・・・・依頼が、どうもカラス天狗に関係してるらしいの・・・」


    「カラス天狗?・・・・ふ~ん・・・でも、何故カラス天狗だと嫌なんだ?」


    「・・・・・・朱雀の天敵なの・・・カラス・・・」


    「ぶーーーーー!(笑)ハハハハハハ・・・・」


    「な、何よ!なんで笑うの?」


    「イヤ・・・ハハ・・・お前にも怖いものがあるんだと思ってさ・・・ぷぷぷ・・・」


    「なによ~~!そりゃあるわよ!これでもか弱い女の子なんだからね!」


    「また・・・ぷぷぷ・・・・笑わせてくれるわ!ハハハハハハ・・・・」


    「ひど~~~い!もう!・・・・」


    「ハハハ・・・・わかった、わかった・・・で、どこなんだ?」


    「あ、うん・・・千歳烏山・・・」


    「ぷ~~~~~~~~~~!ハハハハハハ・・・・烏山?ハハハハハハ・・・」


    「もう!何がおかしいのよ!」


    「だって・・・・カラス天狗退治してくれって・・・烏山から依頼って・・・・ギャハハ・・・」


    「もう・・・・いい加減に、真面目に考えて!」


    「ハハハ・・・わかった、わかった・・・・」


    「じゃあ・・・受けてもいいの?」


    「ああ・・・面白そうじゃん!ハハ・・・」


    「もう・・・知らないからね・・・・絶対大変なんだから・・・」


    「大丈夫!大丈夫!俺、鳥には免疫出来てるから・・・ハハハ・・・」


    「失礼ね!もう!・・・ほんとに知らないわよ!」


    てな感じで・・・・朱雀の忠告を無視して簡単に依頼を引き受けた僕に天罰が待っていた・・・・。





    つづく



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    はつこい・・・そして、初体験

     09, 2012 07:00
    父が僕をその店に連れて行ってくれたのは、僕が19歳の春だった。


    久しぶりに父と出かける事もなんだか気恥ずかしい年頃だった。


    その上、僕のはつこいと初体験まで父に教えて貰う事にちょっとだけ抵抗もあった。


    しかし、思ったより明るい感じの店で、お値段もそれなりにリーズナブルのお店だった。


    「おい、好きなやつを選べ。遠慮せず、自分の好みで決めていいぞ。」


    父の言葉に甘えて、僕は一番元気な子を選んだ。


    「おっ!お兄さん・・・なかなかいい子、選ぶね~・・・」


    店長さんがちょっと冷やかし気味に僕を褒めた。




















    「へい!お待ち!。お兄さん・・・鯉こくネ!」


    ドキドキ・・・・僕の・・初鯉。初体験。


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    名人戦にて

     08, 2012 07:00
    柴田桔梗は、今をトキメク将棋界のプリンス。


    名人位を始めとして、竜王、棋聖、棋王・・・将棋界タイトル7冠全てを我が物にしていた。



    今日も名人位の防衛戦に望んでいた。




    『( ゚д゚)ウム・・・・今日も絶好調だな・・・この分じゃお昼食べたら終わってしまいそうだ・・・ファンは物足りないかもな~・・・』



    パチッ!(駒を指す擬音(^O^))



    (棋譜読み上げ三宅夕紀女流三段)「九条鷹矢 7段 5八飛・・・・」



    『・・・・多分、そう来ると思っていたから、ちょっと驚かしてノータイムで・・・』



    パチッ!



    (三宅女流三段)「柴田名人 6四角」





    『う~ん・・・この次はああ来るだろうから・・・この次で必至だな!勝ち。勝ち。』



    チチチチ・・・・(時計が進む擬音(^O^))



    (解説者仙道涼一)「九条7段長考に入りましたね~・・・最早、風前の灯ですかね・・・」



    チチチチ・・・



    (解説者)「おや?柴田名人が痺れを切らして席を外すようですね・・」



    その間も時計は進む。チチチチ・・・・



    席を外した柴田は喫茶室でもう一度このあとの詰めを思考し直し、完全な勝利を確信して対局室へと戻った。



    チチチチ・・・・



    『(^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)うん、どうやっても・・・私の勝ちだ!(ΦωΦ)フフフ…』



    パチッ!




    (九条)「!!!!!!Σ(゚д゚lll)えっ?・・・・」




    (柴田)「(メ・ん・)?・・・(@_@;)何?・・・」









    (立会人宮野)「・・・・・柴田名人・・・反則負けです・・・・」



    (柴田)「えっ?えっ?・・・」






    (宮野)「だって~~~~ ~にて(二手)続けて指されましたので・・・・・」








    閑話休題・・・違う!シリーズの趣旨はそうじゃない!とか……苦情はJAROに・・・(^O^)



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    埼京線  4

     08, 2012 00:00
    別名、痴漢電車。


    まるで、ピンク映画のタイトルだが実際に存在する。


    警察やJRも対策を講じているが、万全とは言い難い。


    毎年、いや…毎月のように社会的地位のある馬鹿者どもが摘発され恥を晒している。


    電車での痴漢行為は、欧米ではあまり…殆どないと聞く。

    日本特有の恥知らずな犯罪だ。

    そういう趣味は、きちんとお金を払ってそういうお店で楽しめばいいだろうに…。

    人生を棒に振る愚かさが理解出来ない。

    最近、オリンピックで金メダルを獲得した柔道選手が教え子に(しかも10代)酒を飲ませて意識を失わせ乱暴する・・・という信じ難い破廉恥極まりない事件があったが・・・本当に人生を棒に振る輩の気がしれない・・・バッカじゃないの?




    山口義孝は警視庁のエリート官僚として出世街道まっしぐらの人生を送っていた。

    ただ、彼には悩みがあった・・・

    妻に頭が上がらないのだ。

    妻の由紀子は元東京地検特捜部長の娘で、その父の友人関係から二人の仲人は現在の警察庁副長官が務めた。

    しかも入婿での結婚。肩身が狭いのは当然だった・・

    その上、妻自身が大手新聞社の編集長まで出世しているのだ。

    いくら義孝がエリートだとしても妻の交友関係の引きなしでは現在の義孝の地位まで達するにはもう何年も時間が必要だったに違いない。

    それは義孝にも良く解っていた・・・いや、解りすぎていた。

    だから、全く由紀子に頭が上がらないのだ。

    日毎朝から由紀子に散々小言を言われ、内心殺してやりたいほど頭に来ていたがじっと堪えるしかない義孝であった・・・

    そんな日々が義孝を蝕んでいた。


    警視長である義孝が現場に出る事は通常ではありえない。

    しかし、義孝はここ最近現場に出ていた。

    ある楽しみを覚えてしまったのだ。身の破滅を招きかねない楽しみを・・・


    義孝は部下である婦人警官の桜井里美と、痴漢撲滅のための特別取締に現場へ出ていた。

    義孝自身が立案してチームを編成し陣頭指揮を執っていたのだ。

    勿論最初は警察官として正義感から考えたことだったが、日頃のストレスが義孝から正常な判断力を失わせた。

    コンビを組んだ里美は肉感的な女性であった。

    ある日、取締の最中満員電車の中で偶然義孝の手が里美の胸を押さえつける形になった。

    義孝は謝ろうとしたのだがつい、言葉を失ってしまった。

    だが、里美は義孝を非難する事なく俯いて黙っていた。

    里美には仕方のない事だ。

    一介の女性警官でしかない巡査が警視長に向かって抗議など出来るはずもなかった。

    しかし、この出来事が義隆の運命を決めた・・・


    次の日から義孝は仕事そっちのけで里美と満員電車に乗り始めた。

    痴漢撲滅の責任者が、部下を満員電車で痴漢していたのである。



    その日も義孝と里美は何時ものごとく満員電車に乗った。

    そして、何時ものごとく義孝は里美の体を弄び始めた。

    ねっとりと里美のふくよかな臀を触り始めた。

    里美もなんとか抵抗しようとするのだが、いつも義孝の一言でその力を失った。

    あの偶然胸を触られた形になった、最初の日に義孝からお詫びとして金を差し出され受け取ってしまったのだ。


    「金を受け取った以上これは合意の上だぞ!」


    低い声だが威圧した義孝の言葉に里美は力を失う。

    義孝は右手で里美の臀をまさぐりながら左手を豊満なバストに漂わせる。

    ここ最近の義孝のお気に入りのパターンだった・・・

    そしてゆっくりと右手を里美のスカートへと入れた。

    里美は嫌がりながらも、毎日そこは蜜を溢れさせていた・・・

    義孝を勘違いさせていた原因でもあった。

    今日もじっくりと愉しんでいた、その時義孝の正面から強烈な罵声が発せられた。



    「あなた!なにをしているの!」



    痴漢していた正面の座席に由紀子が鬼の形相で座っていた。

    隣では愛する娘加奈子が涙を流し父を非難の眼差しで睨んでいた。



    義孝は一瞬にして全てを失ったことを悟った。



    当然のごとくその日のうちに離婚された上、家を追い出された。

    次の日の朝刊には、妻が書いた現職警官の不祥事を糾弾する署名記事が新聞の一面を飾った。


    義孝は一夜にしてエリート官僚から・・・・変態への仲間入りを果たした・・・・


    閑話休題



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