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    埼京線  5

     08, 2013 06:00
    JR埼京線。


    別名、痴漢電車。


    まるで、ピンク映画のタイトルだが実際に存在する。


    警察やJRも対策を講じているが、万全とは言い難い。


    毎年、いや…毎月のように社会的地位のある馬鹿どもが摘発され恥を晒している。


    大体電車での痴漢行為は、欧米ではあまり…殆どないと聞く。

    日本特有の恥知らずな犯罪だ。

    そういう趣味は、きちんとお金を払ってそういうお店で楽しめばいいだろうに…。

    人生を棒に振る愚かさが理解出来ない。





    沢田恵梨香  34歳

    高校卒業後即18歳で警視庁に奉職。

    20歳の時、上司の紹介で知り合った陽介と職場結婚。

    子供は結婚後スグに授かった息子陽一と3つ違いの娘陽子の2人。


    仕事に理解ある陽介のおかげで女性でありながら、しかも高卒と云う学歴であるのに順調に昇進を重ね・・・

    (勿論、恵梨香の努力が一番の理由ではある・・・)

    同期の男性と肩を並べる警部補の肩書きを持つ中堅の刑事である。


    いくつもの経歴を経て、この春から恵梨香は鉄道警察隊の主任として池袋駅に詰める事になった。

    職場の同僚は彼女をエリカ様と呼ぶ。

    想像通り・・・あのエリカ様の呼称を頂戴した格好だが、あのエリカ様とは違い恵梨香はその仕事に対する姿勢から同僚たちより尊敬の念を込められての呼称エリカ様である。


    「エリカ様、今日の当番誰にしますか?」


    部下の桂木シンジが恐る恐るといった感じで訊ねてきた。

    どうやら、この後デートの約束でもあるようだ。


    「そうね~(シンジをチラ見しながら)どうしようか?」


    「あ、あの~・・・・」


    「ハハハ・・いいわよ!今日は私がやります。」


    「あ・・スイマセン・・・実は・・・」


    「ハハハ・・わかってるわよ・・デートなんでしょ?」


    「ヘヘヘへ・・・そうなんです・・・じゃ、お先に失礼してよろしいですか?」


    「はい・・お疲れ様。」


    「お先デース・・・」


    今日の乗り込み担当は恵梨香となった・・・・恵梨香の人生の分岐点となってしまうその時が近づいていた。


    その日はいつにも増して混雑が酷かった。

    電車に乗り込むと正に立錐の余地も無い状態である。

    経験上こんな日は痴漢がより大胆になる事を恵梨香は知っていた。

    何時ものごとく要注意人物の確認後、同僚と位置確認を済ませ痴漢行為の現認に神経を集中させていた。


    と、その時・・・・

    恵梨香の太ももに手のひらの感触が・・・・


    (そんな馬鹿な・・・ちゃんと周囲を見渡し自分の周りには注意人物が居ないことを確認したのに・・・)

    恵梨香は慌てる事無く状況の把握に努めた。

    まだ痴漢行為と決まった訳ではない。偶然手のひらが当たって、この混雑で動かせないだけかも知れない。

    しかし、恵梨香の予想は外れた・・・・

    太ももに当たっていた手のひらが、徐々に恵梨香のスカートの中へと移動を始めた。


    (まだ早い・・・もう少し待って検挙すれば言い逃れ出来ないはずだ。)


    (しかし、いい度胸だ!この私に痴漢を働くとは・・・死ぬほど後悔させてやる。)


    スカートの中へ移動した手は普通の痴漢では考えられない行動に出た。

    いきなり恵梨香のショーツの中に入って来たのだ。

    さすがにこれには恵梨香も面食らった。


    (えっ?な、なに・・・・そんな・・・・)


    その上・・・信じられない事が起こった・・・

    恵梨香のちょっと変わった性癖・・・旦那以外は絶対に知らない・・・・

    恵梨香は栗と栗鼠をノックされると一気に上り詰める・・・そんな癖・・があった。

    この痴漢はまるでそのことを知っているみたいに恵梨香の栗と栗鼠をノックし続けた。


    (あ、検挙しなくちゃ・・・・あ、でも・・・動けない・・・)


    栗と栗鼠のノックを繰り返しながら、抵抗出来ないでいる恵梨香に・・・痴漢は一層大胆になっていった。

    両手が恵梨香のスカートの中に入って来た。

    そして片方の手でノックを続けながらもう片方の手・・・指を恵梨香の蜜壷へ侵入させてきた。


    (あ・・・そんな・・・け、検挙しな・・く・・・ちゃ・・・)


    理性とは別に恵梨香の体と本能は痴漢の動きを完全に受け入れてしまっていた。


    (あん・・・ああ・・・いい・・・ああ・・どうして・・私の一番感じる行為を・・)


    痴漢の行為は激しさを増し遂には恵梨香の意識が朦朧とし始めた。


    (ああ・・・いい・・・あ。。。こ、声が出てし・・・ま・・い・・そ・う・・ああ・・・)





    その刹那、異変に気づいた同僚が恵梨香を救った。




    「痴漢はやめなさい!現行犯で逮捕します!」




    一気に引き抜かれた手の反動で恵梨香はその場に座り込み痴漢を見上げる形になった。






    えっ!えっ!え~~~~~~~~~~!!!!!!!!!











    「陽一?・・・・・・・・・・・・・・」










    エリカ様・・・・どーする?・・・息子、痴漢で逮捕するかい?





    閑話休題




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    こちらより




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