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    続 坂道の少女

     24, 2012 19:00
    坂道の少女とは、

    二度とあの坂道で行き交う事はなく

    僕の初恋は終わった。


    それから2年の歳月が過ぎ去り、

    僕は東京の大学へ通っている。


    二年までは、東京と言っても遥か遠く…

    都心から電車で2時間近くかかる

    郊外のキャンパスに通っていた。


    今年3年になって、やっと本校舎への通学と相成り、

    アパートも大学に程近い三茶の駅近く、

    三宿に引っ越した。


    アパートから三茶の駅まで行く途中の坂道を登るたび、

    あの坂道の少女を想いだす。


    甘く、そして、切ない想い出…。



    久しぶりに、友人から合コンの誘いを受け出掛ける事にした。

    いつまでも初恋を引きずる僕を見かねて、

    時折誘ってくれるありがたい奴だ。


    「おい、碇。今日こそ、頑張っるんだぞ。

    上手くいきそうだったら、

    サッサと消えちまっていいんだからな!」

    「わかってるって!

    僕だって、彼女は欲しいんだから♪」

    「本当かなぁ。お前見てると、

    実はホモじゃないかと疑う時があるんだよなぁ…

    アハハ…」

    「ば、馬鹿な事言うな~!」

    「ナハハ…

    ムキになるところが、怪し~ィ!」


    軽口を叩き合いながら、

    銀行の角を曲がって
    三茶の駅に向かう、

    いつもの坂道に差し掛かった。


    僕の眼は驚愕の余り、
    向かい側の歩道に釘付けになった。


    坂道を下ってカップルが歩いている。


    そのカップルは、


    あの坂道の少女と…


    親友の森だった。



    も、もり~!!


    それは…あんまりだぁ~!






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    こちらより


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