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    百鬼夜行抄 外伝 Ⅱ  2

     14, 2014 07:00


    僕は、小泉純一郎。

    有名な元総理と同姓同名・・・


    でも、全くの赤の他人。

    僕のおじいちゃんは、小泉八雲・・本名ラフカディオ・ハーン。

    おじいちゃんは怪談話ばかり書いていた小説家だ。

    でも、でも、おじいちゃんは作り話を書いていたのではない。

    おじいちゃんの実体験を書いていたのだ。

    そう・・・おじいちゃんには全て見えていたのだ。


    僕もその血を受け継いでいて、色んなものが見えちゃうんだよなぁ~・・・

    そんな僕に来た今回の依頼は・・・・


    よくわかんないけど、不幸続きのお祓いを3人で競争して成功した人に1000万円大会?らしい・・

    3人で競争なんてアホらしいけど、その1人が美人すぎる霊媒師で有名な 須玖佐瀬子 らしいので参加することにした♪

    名前通りなら・・・すぐ◯らせてくれそうなんだもん(^O^)♪

    おっと!雀が睨んでるので、続き、続き・・・



    「おにま、準備は出来た?」


    「ああ・・いつでもいいぞ・・・」


    「・・・・ちょっと!!なんにも用意してないじゃない!!!」


    「あん?・・・別に何も要らないだろ~?どうせ気のせいさ~♪」


    「もう!ホント、ズボラなんだから~・・・私が準備するから、おにまはあっち行ってて!邪魔!!」


    「ちぇっ!お前、式神のくせに偉そうだぞ!スズメのくせに!」


    「キィ~~~!!スズメって言うなぁ~~~!!」


    「お?・・ご主人さまを殴るのか?・・あん?」


    「くっ・・・ムカツク~~~~!!!ホント、おにま、能力開放してから嫌な奴になった~~~!!!」



    ぷぷぷ(笑)スズメを誂うのはこれくらいにしとこかな・・・泣きそうだしww



    「さて、着替えとくか・・・お前もさっさと準備しろよ。」


    「ちょっ・・・・もう!ほんと勝手なんだから~・・」


    なんだかんだ1時間程で準備が整い、さて出発となった時に、押しかけ式神のカラス(天狗)が使いに出したモクキン堂から帰って来た。


    「若様、ご注文の一番宇治茶で御座いますm(__)m」


    「ああ・・・うん、コレコレ、出掛ける前はこれだね♪・・おいTea~!」


    「・・・さむいよ、おにま!」


    「ああん?うっせ~、バカ!」


    「あ、ば、バカって言ったな~!今度バカって言ったら許さないから~~~!!」


    「あ?バカ!なに言ってんだ、バカ!お前バッカじゃねーの?バカ!」


    「きゃ~~~~~~!!!!何回も~~~~!!!」


    あ、またスズメ誂って時間無駄にしたww


    「よし、じゃあ出発するか・・・」


    「あん、もう!また・・・・」



    世田谷の自宅から千葉の片田舎の鉢中里市迄電車を乗り継ぎ、乗り継ぎ・・・

    結構、時間を掛けてえっちらこっちら・・・なんてね、ホントは殆ど寝てたからあっという間だったけど・・・



    駅前ロータリーに降り立った途端に、ちょっとマズイ依頼を受けた気配が・・・・

    目的地の依頼者の家が一目瞭然、只ならぬ妖気が空に向かって立ち上っていた。



    「おにま・・・これ・・・」


    「若様・・・」


    「ああ・・・これは・・おい、朱雀、今から断れ」


    「えっ?嘘?・・・でも・・・あの・・無理かも・・・」


    「あ?なんでだ?ちょっと都合が悪くなったって言えばいいだけじゃんか」


    「それが・・・その・・・春物のワンピ買うのに・・・」


    「あ~~~?こら!スズメ!お前・・・」


    「ゴメンナサイ!!!!ちょっとだけ・・・・」


    「・・・・一体いくら使い込んだ?」


    「じゅ・・10万円くらい・・・」


    「こ、・・・この!!!焼き鳥にして食うぞ!!!」


    「きゃ~~~~~~!!!!ゴメンナサイ!!!!もうしません!!!」



    だぁ~~~~~!マズイぞ、あんな妖気、相手にしたこと無いぞ~~~!


    バタバタバタ・・・・


    「かぁ~、かぁ~、かぁ~・・・・」


    「おい、こら!カラス(天狗)!」


    ・・・逃げやがった!!!


    「おにま・・・どうしよう~・・・」


    「チッ・・仕方ねぇ・・行くしか無いだろ・・・」



    と、言う事で超危険な雰囲気な依頼者宅へ足取り重く向かったのであった・・・






    続く・・・かも
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