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    (有)AKB探偵社  4

     24, 2012 00:00
    【ここは秋葉原。

    電器屋とヲタクの聖地。

    まあ、最近は色んな人種でごった返しているが…】



    ノックの音がした。


    「はい…、どうぞ」


    「こんにちは…、ちょっとご相談があるんですけど…」


    「どうぞ、どうぞ…ここは、そういう所ですから…」


    「まあ…、ふふふ…そうですよね…」


    「どうぞ、お掛け下さい。」


    「はい…、失礼します…。」


    私は応対しながら、ちょっとドギマギしていた。

    飛びっきりの美人だったのだ。

    今日はいい日になりそうだ。


    「それで、どうされました?」


    「はい…すいません…

    他の所にいくつか当たってみたんですけど…

    どこも、無理だって言われて…」


    まあ、そうだろう。

    こんな怪しげな探偵事務所に、最初っから飛び込む人間はいないだろうな…。


    「それで…?」


    「はい・・・主人の素行調査してもらいたいんです・・・」


    「はあ・・・・どこも引き受けない、何か特別なご事情でも?」


    「はい・・・・それが・・・・」


    焦れったい・・・しかし、こんな怪しげな事務所を尋ねなくてはならない理由をそうおいそれとは口に出来ないのも良く分かる。


    「秘密は勿論厳守致しますので、あまりお気になさらずどうぞおっしゃって下さい。」


    「はい・・・えっと・・・・主人と云うのが・・・・本当は・・・・妹のだんな様で・・・」


    「はあ・・・では、妹さんの代わりに見えられた訳ですね・・・」


    「あ、いえ・・・それが・・・今は、私と暮らしているんです・・・」


    はあ?・・・・なんだ?・・・つまり、妹の旦那寝取って・・・その旦那の素行調査を依頼しようって訳か?。


    「はあ・・・大体ご事情は理解できました。で、その旦那さんの素行調査をご依頼ですね。」


    「はい・・・お恥ずかしい限りですが・・・どうも浮気しているみたいで・・・」


    ハハハ・・めちゃくちゃな話だこと・・・


    「承知致しました。お引き受けいたしましょう。」


    「あ、・・・でも・・・私・・お金があまり無くて・・・10万円しかないんです・・・」


    ハハハ・・そりゃ、どっこの事務所も受けない筈だ。


    「構いません。うちは格安で丁寧懇切が売りの事務所ですから・・・」


    「本当ですか?ありがとうございます!・・・・それで、お支払いは何時すれば・・・」


    「ああ・・・うちは、せいこう報酬制になってますから、報告書をお渡しするときで構いません。」


    「そうですか・・・わかりました。本当にありがとうございます。」


    「いえいえ・・・その代わり、せいこう報酬のお支払いは必ずお願いしますよ!」


    「はい!絶対にお支払い致します。決して騙すような事は致しません。」


    「では、こちらに署名とハンコを・・・」


    「はい・・・」


    「はい、これで正式にご依頼を承りました。結果が出次第ご連絡致します。」


    「はい・・・よろしくお願いします・・・。」



    ガチャ・・・・バタン・・・



    ・ ・・・あ、もしもし・・・俺・・・あ、うん・・そう、仕事。

    簡単な素行調査・・・うん、ま、適当に1.2日やって貰えば・・・うん、それでいいよ・・・

    1日1万で頼むわ・・・ハハハ・・安いのはいつもの事、オタクが雑なのもいつもの事だろ・・・

    ガハハハハ・・・じゃ、よろしくね・・・うん、今からFAX送るから・・・うん、じゃ・・・

    ククク・・・電話一本・・8万円の儲けか・・・




    と云う事で・・(メ・ん・)?どんな事だって?気にしない気にしない・・・

    報告書の受け渡しの日になった。



    「こんにちは・・・・」


    「ああ・・・どうぞ・・お待ちしておりました・・・」


    「はい・・・それで、どうでしたか?」


    「はあ・・・これがご報告書です・・・申し上げにくいのですが・・・」


    「あ、やっぱり・・・そうなんですね!・・・」


    「はあ・・・ご主人(誰のだ!(笑))は、現在3人の女性と同時にお付き合いされてますね・・・・」


    「さ、3人もですか~~~!」


    ククク・・・本当は浮気してるの1人だけなんだけど・・チョットだけこちらの都合で水増ししてやったのさ・・・


    「はい・・・残念ながらその通りです。詳しくは報告書をご覧下さい。」


    「はい・・・・(´Д⊂グスン・・・)


    「それで、こんな時に申し上げにくいのですがお支払いの方を・・・」


    「あ、はい・・・えっと・・こちらに10万円入ってます・・・」


    「はい・・・・1、2、・・・確かに・・・」


    「では・・・ありがとうございました・・・失礼します・・・」


    「イヤイヤ・・・奥さん、ちょっと待って下さい。」


    「えっ?・・・なんですか?」


    「せいこう報酬のお支払いを頂いてません。」


    「えっ!10万円が成功報酬ではないんですか!・・・そんな・・・私・・お金ありません・・・・」


    「あ、勘違いされては困りますね・・・10万円はただの報酬です。ほら・・・奥さんがサインと捺印された書類もありますよ・・」


    「そんな・・・酷いわ・・・騙したのね・・・・」


    「騙すなんて、人聞きの悪い・・・きちんとした契約書です。ほら・・」


    「そんな・・・・・私、本当にお金ありません・・・・・」


    「ハハハ・・また、勘違いされて・・・お金ではありませんよ・・・よく見て・・」


    「えっ?・・・・性交報酬?・・・・なんですか?これ!」


    「ハハハ・・また、初な小娘じゃあるまいし・・・・それに旦那は3人も浮気してるじゃないですか!(ホントはね1人だよ(笑))・・・じゃ、よっと!」


    俺はソファーを倒して、ソファーベッドにした。


    「あ、イヤ・・・止めて・・・・」







    ダメ・・・やめない・・・・


    だって!


    ここは!




    A・・・あんたが


    K・・・きっと


    B・・・馬鹿を見る


    AKB探偵社!


    ようこそ!







    Σ(゚∀゚ノ)ノキャー



    いただきます・・・・・




    閑話休題




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    こちらより




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